温故創新(おんこそうしん)
皆様におかれましては、雪解けと共に日増しに春の訪れを感じ、ご健勝にてお過ごしのことと存じます。
全国各地では桜が花開き、続々と開花の便りが届いております。
ここ10年では一番の開花ラッシュとの事で、当ホームに於いても、例年より早い桜のリレーが待たれております。
今年度も、新たに6名の新規職員を加え、総勢106名で28年度をスタート致しました。
『温故創新』 ~ 古きを訪ねて新しきを創る ~
これは、今年度の基本方針であり、私達が目指すべきテーマであります。新たな価値(希望)や相手の気持ち(心)を理解し、新しきスタイルを創造する。例えば、「老舗」といわれるお店には、長年少しずつ足しながら守ってきた秘伝のタレや味があったり、ものづくりには、職人が守り続けてきた巧の技があります。
私達職員も、様々なサービスを必要とするご利用者様と向き合う中で、質の高い介護技術や運営スキルを磨いてきました。正に、それは老舗の伝統であり、創設から30年余りを歩んできた足跡でもあります。古い酒蔵が日本酒の魅力をアピールする為にラベルの改良に取り組んだり、又多くの職人が過去の概念にとらわれず斬新なデザインやや技術で勝負をしております。
培ったノウハウを継承しつつ、新しい技(経営戦略)とを融合させる。今年度も更なる地域貢献とQOLの向上を目指して参ります。
日頃より、ご家族や後援会の皆様には、温かいご支援とご協力を頂いております。日々の感謝と善意を忘れず、此れからも誠心誠意のお世話に努めて参りますので、今後ともご理解を賜りますよう心からお願い申し上げます。
中標津りんどう園
総合施設長 木 村 之 弘
(広報誌2016春号より)
※尚、写真については、個人情報承諾書等を確認の上掲載しておりますので、ご理解の程宜しくお願い致します。
園周辺の花壇には・・・お花が満開
中庭では・・・桜が花開き~笑顔が溢れる